2021年8月14日

格式高い佇まい、歴史ある国登録有形文化財の宿泊施設がオープン

愛媛県大洲市には中心部の城下町、まちのアイコンである大洲城、明治期の名建築、臥龍山荘をはじめとした歴史的資源が数多く点在。一般的に歴史ある貴重な建築物は見て楽しむことが多いが、国登録有形文化財での宿泊、そして大洲城に現存する最古の建物「南隅櫓」でのプライベートディナーを楽しめる旅プランが登場。

タイムスリップをしたかのような空間は、時の流れを一瞬にして感じることができる不思議な感覚。色褪せることない名建築に泊まって至福のひとときを感じましょう。

☑︎旧大名家らしい格式高い佇まい

旧大洲藩主の末裔、故・加藤泰通氏が大正14年に建築した、国の登録有形文化財である「旧加藤家住宅主屋」。全面ガラス障子の明るく解放的な造り、英国留学をした泰通氏らしい西洋風のモダンなしつらえなど、随所に美意識が感じられる贅沢な空間。

☑︎大洲城最古の歴史がある「南隅櫓」でプライベートディナー

国の重要文化財に指定され、大洲城に現存する最古の建物「南隅櫓」。江戸末期に建立また改修とも言われ、かつての大洲城の様子をいまに伝える貴重な建物。

大洲城が築かれてから悠久の時を経た今も昔と変わらない佇まいのまま、静かに時間を刻み続ける空間に身を包み、愛媛・大洲の恵を味わえるプライベートディナーはここだけ。

☑︎「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」一つ星を獲得

肱川随一の景勝地に佇み、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」一つ星を獲得した『臥龍山荘』。明治の貿易商河内寅次郎氏が京都や神戸の名工を呼び寄せ構想10年・工期4年の歳月をかけ建てた別荘です。

細部まで職人技の美しさが光る日本建築美を詰め込んだ心奪われる空間は、いつしか時が経つのも忘れてしまうほど。一般公開前の貸切ツアーで、日常を忘れるこの上ない贅沢な時間を過ごせます。

☑︎旅スケジュール例

｜1日目/15:00　チェックイン
NIPPONIA HOTEL 大洲城下町　MITI棟へのチェックインは、お部屋でゆったりご案内。滞在の始まりには、ウェルカムドリンクとウェルカムスイーツでおもてなし。ハーブをブレンドした「ひめ桑茶」と、大洲銘菓ひらのやしぐれ店の「しぐれ」を味わい旅の始まりの気持ちを高めてくれます。

｜16:00　大洲のまちなみを散策

一息ついたら大洲のまちへ。歴史的なまちなみが美しい「おはなはん通り」。レトロな雰囲気漂う「ポコペン横丁」。悠々と流れる「肱川」と夕陽。刻一刻と移りゆく大洲の景色を、歩きながら楽しみましょう。

｜18:00　地産地消を味わえる夕食

夕食は、敷地内に佇む国指定重要文化財「南隅櫓」にご案内。一歩足を踏み入れると、歴史を重ねた重厚な空間に圧巻。愛媛あかね和牛やキャビア、宇和海や瀬戸内の海の幸などをコース仕立てに。フレンチの技法を用いながらも、食材の美味しさを余すところなく表現。伊予が誇る「砥部焼」の上に織りなす、見た目にも華やかな品々。