CRAFTSMAN FILE vol.18

東京23区と同じくらいの大きさでありながら、人口密度は1/100ほど。周囲には海が広がり落ち着いた暮らしを楽しめると今移住者が増えている「淡路島」。島でありながら車を走らせれば神戸まで1時間半、大阪まで2時間ほどで大都市に車で出かけることも可能。

そんな自然と都会をシームレスに行き来できる関西エリアで活動するDIY職人がMr.DIYに登場。ストリート感あふれる若手DIY職人の活動は、DIYをはじめスケートボードの製作やワークショップなど、バイタリティ溢れる活動は注目。関西でお洒落なDIYをお願いしたい人必見です！

ーーDIYを始めたきっかけを教えてください。

Hiroさん（以下：Hiro。敬称略）：父親がなんでも作ってくれるような人で、ずっと「父」と「ものづくり」に憧れていました。家具製造に関わり始めてからDIYをはじめ、毎週のように部屋を模様替えをしたり、家具を作っては壊し、色んなものを作りました。そして、淡路で古民家に暮らし始め、自分で家の内装や修理などをするようになったのが本格的なDIYをはじめたきっかけです。

ーー現在のご職業を教えてください

Hiro：主に店舗什器や看板のオーダー製作、特殊形状の棚、カウンターの製作をおこなっています。他には、クルーザーと呼ばれるジャンルのデッキ製作や販売、標準モデルからオーダーまで承っています。その他にもスケボー試乗体験やスケボー製作ワークショップも定期的に開催しています。

ーーDIYの魅力を教えてください

Hiro：自由な発想でどこまでも理想を追うことができる事です。知識や経験不足など、自分の引き出しの少なさを感じながらもネットで調べたり、一日中ホームセンターで悩んだりして答えを出していく過程と、完成した時の達成感は本当に特別な瞬間です。そして作った物たちが暮らしや人生を豊かにしてくれるものだと思います。

ーーHiroさんのDIYの特徴を教えてください

Hiro：不必要な面取りなどは入れない、ラインがピシッと出るような直線的なものが好きで基本的には「男前家具」と言えると思います。

ーーどんな人にHiroさんのDIYアイテムを使って欲しいですか？

Hiro：一番は大切に使ってくださる人に使って欲しいなと思っています。

ーーこれまで作ったDIYアイテムでお気に入りのアイテムを教えてください。

Hiro：星形の棚はお気に入りです。角度をつけたカットは大変でしたが作っていてすごく楽しかったのを覚えています。

コンバースの星との相性も抜群のディスプレイラック

ーーどんな相談を受け付けていますか？

Hiro：どんな相談でも受け付けています。修理等も物によってはお受けできると思います。

ーー対応エリアを教えてください

Hiro：基本的には関西エリアが中心で郵送可能なものは全国対応も可能です。ただし、運送時の破損リスクが高いものは郵送等お受けできない場合があります。

ーー今後チャレンジしていきたいDIYや目標などがあれば教えてください。

Hiro：「こんなのどうやってつくったの？」「これってホントに木でできてるの？」みたいに、見た人がびっくりするような、変わってるけどなんか惹きつけられる、そんなものづくりがしたいです。