紀州景石を使って日本庭園をDIY、室内で簡単にできる“和”のDIYボックスが凄すぎる!
日本の伝統的な庭園である日本庭園は四季折々の季節が感じられ、その始まりは飛鳥時代(593年〜710)にまで遡ると言われている。天皇家や有力氏族が大きな池に木々や石や砂を用いて小島をつくり、岸辺に州浜(すはま)を配し、海の風景をつくったことからはじまったとされており、その後に奈良時代・平安時代がはじまり、時代の影響を受けながらも独自の様式を形成し、昨今でも様々な形の日本庭園が存在している。
そんな日本人の原点とも言える日本庭園だが、施工やメンテナンスにはお金がかかり、スペースも必要なため自宅に作るのはなかなか難しい。しかし、良質でサステナブルな国産素材を使用した和雑貨ブランド「J.Make」のアイテムがあれば、自宅に日本庭園を感じられる空間が誰でも簡単に手にいれることができる。
「J.Make」は和をイメージした製品が多くラインナップされており、今回はその中から「箱庭日和」「砂紋」を使って室内を日本庭園をDIYしていく。
◎希少な石 紀州景石を使った箱庭「砂紋」
商品名:砂紋
価格:13,200円(税込)
箱サイズ:約W50cm x D14cm x H20cm
購入して届く箱の中には、河川改修の際にしか出ない和歌山県内を流れる吉野川(紀の川)の上流で産出された希少な庭石「紀州景石」や、和歌山県産の竹を丁寧に乾燥させた鮮やかな黒色の「黒竹」、日本庭園に使用される竹穂垣と同じ高品質な「枝穂」、抗菌砂など貴重な天然資源由来のパーツがぎっしりと詰まっていて箱を開けた瞬間に心が踊る。
島根県から取り寄せた焼杉板は杉板の⼆⾯を⽕であぶる浮造り加⼯を施して表⾯全体を炭化させ、耐久性・耐腐⾷性を⾼めている。 美しい⽊⽬模様で味わいのある焼杉板は一つ一つ職人さんが手作業で作られている一点もの。
そんな表情豊かな杉板板にまずは抗菌砂を敷き詰めていくのだが、同梱されているマニュアルには作り方が載っているので、わからなくなったら説明書を参考にアレンジをしたり、自由な発想で楽しんでも◎。
次に紀州景石を自分の感性を信じながら配置。そして、黒竹や枝舗、色とりどりの苔や水たまりをイメージした擦りガラスを配置。
一通り配置が終わったら最後の仕上げとして、日本庭園に見られる装飾的な模様「砂紋」をつけていく。砂紋は水を一切使わず、砂に描く波線模様だけで、水の流れや風のささやきなど自然の風景を表現したもの。諸説あるが忍者が刺客となって人を襲うために屋敷に忍び寄る際の防犯目的としてつけていたとも言われている砂紋で芸術性をプラス。これで卓上で楽しめる日本庭園が完成。
仕事やプライベートで忙しい日々も、自分でDIYをした日本庭園を眺めながらお茶を飲む。そんな贅沢なひとときが自宅で味わえるのは砂紋ならではの世界観。
創業70年 庭とエクステリア製品の専⾨メーカー「⼭⼀屋」が製造する際に生じる端材を活かして作るために誕生したブランド「J.Make」。主に天然素材の焼杉板・⿊⽵・⽵穂などの貴重な素材の端材を活用することで新しい製品を誕生させている。
◎マイナスイオン感じる自然豊かな緑園
商品名:箱庭日和
価格:13,200円(税込)
箱サイズ:約W19cm x D19cm x H7cm
「箱庭日和」の箱の中にも、吉野川の上流で産出された希少な庭石「紀州景石」や、和歌山県産の「黒竹」、高品質な「枝穂」のほか、和歌山県の無形民族文化財にも指定されているウバメガシを原料にした世界一の硬さと重みを持った非常に高品質な「紀州備長炭」が同梱されており、緑たっぷりのボックスは開けた瞬間からマイナスイオンを感じる。
大小さまざまな紀州景石をマニュアルに従って配置をし、プリザード加工を施したコケやフェイクグリーンの緑や黒竹を感性のままにDIY。水を与えたりする必要がなく、メンテナンスフリーなのに自然を感じられるのは自然由来の素材を使っているから。完成までの所要時間も水のせせらぎの音が自然と聞こえてきそうなクオリティにも関わらずわずか30分で完成!
定期的に配置を変えて楽しんだり、年末年始に家族会議をしながらつくるのも◎。「砂紋」と「箱庭日和」が部屋にあるだけで古民家や和モダンな部屋にはもちろん、様々な空間を一瞬で和空間に演出してくれるので和が好きな人や海外の方へのプレゼントにもオススメ!
大丸東京店の9Fの明日見世に J .Makeの箱庭が期間限定で出展中。購入の際のラッピングは風呂敷に包まれており、和を感じたい方へのプレゼントにも最適。2024年12/11〜2025年3/4までの期間限定なので気になった人は店頭まで!
⚫︎Information
J.Make 公式サイト:https://rakupoke.official.ec/
Edit:Mr.DIY編集部