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コーヒーの味はカップで決まる!?日本のクリエイターが生み出す多彩なコーヒーアイテム

コーヒーの味はカップで決まる!?日本のクリエイターが生み出す多彩なコーヒーアイテム

香りや複雑な味を楽しめる飲み物である「コーヒー」は、ワインと同様にグラスによって大きく味わいが変わる飲み物の一つ。コーヒー豆の新鮮さや挽き方、ドリップなど、豆本来のポテンシャルの引き出し方が味を左右しますが、唇が直接触れる「リム」やグラスの持ち手など、味わいは豆だけではなく、グラスによっても大きく感じ方に変化があるのをご存知でしょうか。

 

そんなコーヒー好きには欠かせない「コーヒーカップ」を吟味できるイベントが「WISE・WISE tools 東京ミッドタウン店」で開催。2021年9月17日(金)から2021年9月26日(日)の期間「珈琲の薫り展」が開催。国内の陶芸家・木工作家の作品を中心に、珈琲道具やカップ類の展示・販売をいたします。

 

 

☑︎多彩なコーヒーアイテムたち

作家名:遠藤 岳(陶芸家)

1996年神奈川県にて作陶活動を開始。土の静謐な素材感、それが保てる寸前の形を表すこと。薄く簡潔な造形に多義を込めて、その僅かでも持つ人の琴線に触れ、穏やかな緊張感を伴った静かな対峙ができるよう製作を続けています。

 

作家名:岡 晋呉(陶芸家)

2003年、唐津市浜玉町に移転、天平窯築窯。作品は色絵、染付、白磁、安南など多岐に渡ります。また、使い手のことを真摯に考える姿勢から生み出される器は、手取りが良く、使いやすい寸法と重さ、なめらかで凛とした質感で、自然な使い心地です。

 

作家名:加藤 かずみ(陶芸家)

磁器ならではの滑らかで優しい質感と、深みのある色合いのバランスが美しい器。大学では油画を学び、高校の美術教諭を経て、改めて陶芸を学ぶため窯業訓練校へ入学し、独立。錆色、ブルーシェル、オリーブ、そして新作の静謐な白など、多様な釉薬と技法を用いて、様々な世界観を見せてくれる加藤氏の作品は、日常生活で活躍する使い勝手の良いものばかりが揃っています。

 

ブランド名:GLOCAL STANDARD PRODUCTS

新潟県燕市の老舗琺瑯メーカーで製作される“ツバメシリーズ”は、琺瑯製品とステンレス材を掛け合わせた世界でも珍しい工法を使用。従来のスチールではなくステンレスを使用することで、錆止めを使用せず薄くて軽い仕上がりを実現し、琺瑯、籐製品はひとつひとつが職人の手によって丁寧に作られています。

 

ブランド名:枯白

2009年に小さな作業場で小さな道具づくりから始まった、姫路市の家具工房。日々の生活のなかで使っていくうちにより深く趣を増す、木や鉄、真鍮や革を素材に用いています。「白」は新しさや、ものごとがはじまる原点のような新鮮さを意味に持ち、「枯白」という名前には、“作品が経年の中で使う人のものとしてあじわい深く枯れ、より白い表情になれば”という想いが込められています。

 

作家名:竹口 要(陶芸家)

信楽で作られている土を、ぎゅっと焼き締まるように独自に調合して制作されている器は、美術品のような造形美をたたえた作品ばかり。本物の金属のような“砂金色”や、土の温かみを残した質感、時を経たような風合いが魅力です。欠けにくく、持ちやすい、用の美を備えた器は使い込むうちにより美しく変化し、日々の暮らしに寄り添ってくれます。

 

作家名:田澤 祐介(木工作家)

“いつも森を想いながら木でのものづくりをしている”森想木工舎 田澤氏。佇まいのいい、暮らしの木の家具と小物の受注製作を手掛けています。学生時代に森林や林業について学び、木工を始める前、北は北海道から南は九州沖縄まで、野山を歩いて自然環境を調べるお仕事をされていた経験から得た感覚と、森から来た素材である木を大切に、もの作りに取り組んでいます。

作家名:田中 信彦(陶芸家)

さまざまな釉薬や土を使い分け、伝統的な技法を用いながら温かみのある器からモダンでシャープな器までと、その作風は多彩。「使いやすい日常の道具」が前提として作られている器の数々は食卓に彩りを与え、毎日使っても飽きのこないものばかりです。

 

作家名:つちや まり(陶芸家)

長く葉山で活動し、東京都へ移転。「道具は使うけれど機械は使わない」で成形された器は一つひとつ個性を持ち、手の温もりが表情豊かなゆがみとなって現れます。自然や草花への愛に溢れた手描きの染付や、彩り豊かな印判絵付けは、まるで絵本の世界のよう。暮らしを彩り、宝物になる器です。

 

作家名:角掛 政志(陶芸家)

現在常滑で制作中。地元・常滑の土をベースにしたおおらかで愛らしい器。粉引きの斑点や透明釉によるつるりとした仕上げが温かみに溢れる「白」、鉄釉が生み出す味わいのあるマットな質感が印象的な「黒」など、同じ形でも異なる表情を見せます。細部までの気配りが心地よい、暮らしの器です。

 

 

■WISE・WISE toolsとは?

日本の伝統を守りつつ、新しい技術と美意識によって産み出された暮らしの道具を提案。素材感を活かした器などの「食の道具」、空間に彩りを添える「生活の道具」、お洒落を楽しむ「身につける道具」など、個性豊かな作品が揃うショップです。

 

また、工芸品に限らず、作家もの、オリジナル商品の展開、企画展も開催。オンラインショップでは、全500種以上を取り揃え、限定商品やキャンペーンも随時実施中。

 

公式サイト:https://wisewisetools.com/

 

 

コーヒーを今よりも楽しみたい、そんな人にとってはおすすめです。

 

 

Edit:Mr.DIY編集部


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