シャンパンタワー業界のパイオニアが語るオフの過ごし方とDIY【CRAFTSMAN FILE vol.1】
CRAFTSMAN FILE vol.1
職業:シャンパンタワー職人
シャンパンタワーと聞くと、どのようなイメージを持っていますか?ホストクラブで高級なシャンパンが入るとシャンパンコールが行われ、派手なお祭りイメージが一般的ではないでしょうか。しかし、その裏では様々な技術や想いをシャンパングラスに注ぎ、地道にシャンパンタワーを立てる職人がいることをご存知でしょうか。
その職人の中でも、「シャンパンタワー=ホストクラブ」のイメージを変え、日本・世界に新しいカルチャーを発信し続けているシャンパンタワー業界のパイオニア・小泉智さんにオフの過ごし方と、もう一つの顔である「DIY職人」について伺いました。
〈PROFILE〉小泉智|Satoru Koizumi
2005年にシャンパンタワーや店内装飾を扱う会社に創業メンバーとして参画。その後、歌舞伎町を拠点に日本の各主要都市でシャンパンタワーを製作し、「日本一のシャンパンタワー職人」と称されるようになる。その後、2019年にシャンパンタワーを広く世界中に広める為、フリーのシャンパンタワー職人として独立。現在は「日本のシャンパンタワー文化を世界に」「世界中の人々の心を シャンパンタワーを通して HappyとSmileの連鎖で繋げる」をミッションにメディア出演や企業のイベント企画など、その活動は多岐にわたる。
ーーシャンパンタワー職人になったきっかけとは?
小泉智さん(以下:小泉。敬称略):元々シャンパンタワーや店内装飾を扱う会社に所属していて、シャンパンタワーを作る事が自然の流れでした。2018年くらいにシャンパンタワーとそれを制作していた僕がたまたま各種メディアで多く取り扱われる機会があり、その時に“シャンパンタワー職人“という言葉が生まれ、それからはシャンパンタワー職人と名乗っています。
ーーシャンパンタワー職人はどんな仕事ですか?
小泉:シャンパンタワー職人は、各種イベントやパーティー、結婚式などでシャンパンタワーを作り、お客様にご提供する職業です。僕はそういったオーソドックスなシャンパンタワーとは別に、様々なグラスや時にはグラス以外のモノを積んだりしながら、日本のみならず世界でシャンパンタワーの普及活動を続けています。
ニューヨークで「和」をテーマにしたタワーを製作
ーーシャンパンタワー以外にどんなタワーを立てているんですか?
小泉:色々とありますが、例えば、飲料メーカーのイベントで「レッドブルタワー」や「コカボムタワー」だったり、「TENGAタワー」なんかも作ったりしています。その他に「クリスマスツリータワー」「キャラクタータワー」など幅広い有体物を立てています。
ーー今後挑戦してみたいことはありますか?
小泉:実家のリフォームを自分の手でやってみたいです。あとは最近流木に興味があるので、流木を使ったDIY、アートに挑戦したいです。
ーーご自宅をDIYしていると聞きましたが、DIYを始めたきっかけを教えてください
小泉:元々インテリアやDIYにはすごく興味があったのですが、なかなか時間が取れずにいました。そんな中でコロナ禍による外出自粛で家にいる時間が多くなり、やるなら今だなと思ったのがきっかけです。
ーーDIYをする日はどんな1日を過ごしていますか?
小泉:先日、壁のDIYをしました。子供がいますのでDIYをしながら家族と過ごすことが多いですね。
@7:30 起床→日光浴→採寸
@10:00 資材買い出し
@12:30 昼休憩
@13:00 木材やすりがけ〜塗装
塗装の乾燥を待っている間は子供達と遊んだりお茶を飲んだりお菓子を食べたりしています。
@17:00 木材設置
@19:00 完成
@19:30 夕食
@23:00 就寝
ハードに過ごしています。(笑)
ーー今までのDIYでお気に入りのDIYはありますか?
小泉:やっぱり壁ですね。こだわりポイントとしては板の色に合わせてビスも専用の塗料で塗って一体感を出したところですね。あとはのっぺりとした感じにならないように、要所要所で上からランダムに板を付けたところです。TVを壁掛けにしたのもお気に入りです。
ーー暮らしの中で大切にしている事はありますか?
小泉:最近は特に、日光を浴びる事、身体にいいものを食べる事、常にポジティブ思考でいる事、元気でいる事、これを大切にしています。
ーー最後に「DIYを任せたい」と考えている人にメッセージをお願いします。
小泉:僕のDIYで豊かな生活を送れるお手伝いができたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
シャンパンタワー業界のパイオニア・小泉さんの人柄や暮らしはとても素敵でした。小泉さんは当サイトにDIY職人として登録をしていますのでDIYの依頼・相談をされたい方はログインのうえ、下記をクリックするとお問い合わせが可能です。
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Edit:Mr.DIY編集部