1943年に設立された、デンマークを代表する王室御用達の照明ブランド「LE KLINT（レ・クリント）」。創業当初からデンマークの工房で、デザインや技術のDNAを守り続けながらも、現代の人の暮らしに寄りそうあかりを、職人の手仕事によって生み出し続けている。

そんなデンマークの人々が大切にするヒュッゲを体現する照明ブランドとして、やわらかくあたたかなあかりが特徴のデンマークを代表する王室御用達の照明ブランドの新シリーズとなる「スポット」が2025年6月20日（金）に発売される。使う人のライフスタイルに合わせて、柔軟に使用できる機能的なデザインの『スポット』。ドイツ人デザイナー パスカル・ヒーエンがタイムレスなデザイン哲学に基づき考案した、耐久性の高い、シンプルな構造のランプ。

デザインの核は、エスプレッソマシンの取っ手からインスピレーションを受けたというオーク材のハンドル。光源を好みの高さに調節することが可能で、コンパクトな大きさで約0.7kgと軽量なため、家の中のあかりが必要な場所に持ち運ぶことができる。また、テーブルの上や床に置いて使うだけではなく、付属のパーツで壁掛けランプとしても使用でき、機能性を重視した設計となっている。

構造は非常にシンプルで、ランプのベースは金属製のバーで形成され、自転車からヒントを得たという アルミ製のクランプが全てのパーツを固定している。シェードには、落下による衝撃に強い耐久性のあるプラスチックを採用。バッテリーを使用せず、従来の電源ケーブルを採用することでランプの長寿命化を実現し、長く愛用が可能だ。

テーブル/ウォールランプ スポット
価格：¥104,500（税込）
スペック：E17 LED 25W相当
サイズ：W170mm/ D180mm /H370mm

色は4色。レ・クリントではよく見られるブラック、シルバーに加え、オリーブグリーンの他、オキサ イドレッドという新たな色が加わる。

デザイナー：パスカル・ヒーエン（Pascal Hien）

2014年にベルリン芸術大学(UDK Berlin)を卒業し、イタリアのファブリカ・リサーチ・センターでデザイン奨学金を受ける。スチールケース社やコンスタンティン・グルチッチ・デザインで経験を積み、2023年には工業デザイン、展示デザイン、コンセプチュアルデザインを提供する「Pascal Hien Office for Design」を設立。全体的なアプローチに重点を置いた意味のあるデザインを生み出している。

◎LE KLINT (レ・クリント)

公式サイト：https://www.leklint.jp/

Edit：Mr.DIY編集部