ちょうど良いサイズ、波佐見焼の茶碗でマイライフ
自宅時間が増えたことで、ご飯の時間が毎日の楽しみという人も多いと思う。そんな毎日の食事をより美味しく味わうために、一つ試してもらいたいことがある。
と、その前に、料理の味は食材や調理方法で変わると思っている人が大半だと思うが、実は食器や箸、グラスによって味が変わると言われている。例えば、飲み物もグラスによって味が異なる(感じ方には個人差があります)。飲み口の薄さやグラスの重さ、手に持った感触などで、香りの感じ方もかわり人間が感じる味覚に変化をもたらすのだ。果汁100%のジュースやワインなどを、ワイングラスと湯呑みで飲み分けてみると分かりやすいと思う。
これは飲み物に限らず、日本人が日々食べているお米の器「茶碗」にも同様のことが言える。そこで、お米好きに欠かすことのできない「茶碗」の開発に入れている「ケユカ」の軽量で持ちやすい波佐見焼の茶碗をご紹介。
ケユカでは現在小ぶりな茶碗の開発に注力している。そして今回、小ぶりなだけでなく、釉薬に含まれている鉄粉により器に味わい深い表情や質感のある、軽量で国産(波佐見焼)の「こずえ茶碗」を新たに発売した。
スーパーなどで販売されている180gのレトルトご飯のパックを、通常サイズの茶碗「夕映」と、小ぶりな「こずえ茶碗」に盛り付けた写真がこちら。「こずえ茶碗」の適正容量は120g、一般的な茶碗一杯分ごはん150gに対して約8割分の小さめサイズとなっている。
控えめな量のご飯でも物足りなさを感じず、視覚的に満足感を得られるよう工夫。ケユカの通常サイズの茶碗に比べて「こずえ茶碗」は口径が小さく、縁の立ち上がりが大きい形状を採用しているため、ご飯に対して器の余白が小さく見えるだ。
「こずえ」とは木々の枝の先のこと。季節の移ろいを表現するモチーフとして句や和歌にたびたび登場。一見変わらない景色の中で、日々生長し、変化する植物たちから着想を得て「同じように見えるけど、ちがいがある」をコンセプトにお茶碗をつくっている。
お茶碗の模様は3種類。枝、霞、花の3種類のモチーフを、すべて赤色で仕上げている。色が揃っているため、どの柄の組み合わせで選んでも食卓に統一感を生まれる。そして、使う人が愛着を持てるよう、柄は一つ一つ手でスタンプを押し、鉄粉を含む釉薬で仕上げるなど、個性が出やすい作り方を採用している。
今まで大きな茶碗でお米を食べ切れなかったり、茶碗の中に少ないご飯で見た目が良くなかった人は、ちょうど良いサイズ感の茶碗に変えて、新しい「米ライフ」を送って頂きたい。
■KEYUCA
公式サイト:
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Edit:Mr.DIY編集部