一生モノの「ぬか床」が手に入る、老舗漬物店のぬか種を使った漬物DIY
日本の伝統食文化の代表「ぬか漬け」。「各家庭に先祖伝来の“ぬか床”があり、毎朝おばあちゃんが混ぜていたもの」「祖母から母へ、子へ引き継がれるもの」という家庭の味の代表で、現在は健康志向の高まりや生活スタイルの変化によって若者や一人暮らし世帯でも再度注目を浴びている食材の一つとなっています。
しかし、独学で「MYぬか床」を作るのはちょっと難しく、買う人がほとんど。自分で作るには材料の計量や道具類の準備、ぬか漬けに適した食材の選び方など様々なコツが必要です。そこで、京都府京都市にあるホテル「nol kyoto sanjo」では新しい宿泊プランをローンチ。1764年(明和元年)創業の老舗京漬物『総本家近清』の“ぬか種”を使った本格「MYぬか床」づくりが体験でき、一生モノのぬか床を手に入れられる珍しい宿泊サービスです。
☑︎手ぶらOK!
ぬか床作りを始めるにあたって最初の関門である、ぬか種や塩、水などは最適の配合で事前に計量して準備されています。ボウルやまな板、ナイフ、エプロン、ビニール手袋など必要な道具類もご用意。手ぶらで簡単に始めることができるんです。
ぬか漬けに関する説明を聞いたあと、野菜のカットや生ぬかと塩・水のコネ作業、切った野菜の漬け込み作業等をおこないます。
☑︎カットした野菜をぬか床に漬ける
ぬか床作りを教えてくれるのは京漬物店「総本家近清」の専門スタッフの方たち。「総本家近清」は、専業漬物店としては京都最古の歴史をもつ老舗店で、幕末にはあの新選組の屯所にも「近清」の漬物が納品されており、隊士たちは「近清」の漬物をお茶漬けにして胃袋を満たしていたそう。
ぬか床は、数世代にわたり半永久的に続けられる発酵食品、“植物性乳酸菌”のゆりかごともいわれており、大切に作りたい「MYぬか床」だからこそ、京都の伝統漬物店で実際に使用されている“ぬか種”と、実際に漬物を漬けている専門スタッフが作り方を教えてくれる機会はとても貴重なもの。「どんな野菜がぬか床と相性が良い?」「たまごを漬けたらどうなる?」「チャレンジして失敗した食材は何?」など、尽きない疑問にも長年の実体験にもとづく豊富な経験談で丁寧に教えてくれます。
漬け込んだ「ぬか床」はちょっと重たくて「持って帰るのが大変…」という方も安心してください。綺麗に梱包してご自宅宛てに発送もOK。お持ち帰りの労を省くことができます。ご自宅に帰ってからが、本当の“MYぬか床作り”のスタート。ぬか床のお手入れQ&Aや、困ったときの対処方など、長く続けるための「近清」直伝の解説書も完備。好きな野菜を漬け込んで、翌朝には食べられる、添加物なしで安心な “自分で漬けたお漬物”。食卓を彩る1品とともに、腸まで生きて届く“植物性乳酸菌”でカラダに優しい発酵食品生活を毎日味わえますよ。
※宅配料金は別途費用発生。
総本家近清は、ホテル nol kyoto sanjoの向かい側にある、まさに「ご近所さん」で、百貨店などでは取り扱いのない京都三条でしか手に入らない逸品です。「nol kyoto sanjo」は京都の老舗漬物店の専門スタッフにプロの技でありながら、家庭でも簡単にできる作り方と現代の生活スタイルに適したメンテナンス方法など、美味しくて、失敗しない「ぬか漬け」の作り方を教わりたいという思いのもと、この体験型宿泊プランを企画。
無添加で安心な「自分で漬けたお漬物」が食卓に並ぶ日々を想い描きつつ、ぬか床の植物性乳酸菌と暮らす生活をこの機会に始めてみませんか。
<プラン概要>
販売期間:2021年7月5日(月)~
※ご宿泊日の3日前までにご予約が必要となります(除外日:水曜日)
体験時間:15時~(約1時間)
料金:1泊2名1室(素泊)13,700円/人~(スーペリアツインルーム)
プラン条件:「ぬか床作成体験」付き ※お持ち帰りが宅配の場合は別途費用
予約方法:
https://go-nol-kyotosanjo.reservation.jp/ja/plans/10034748
●nol kyoto sanjo
所在地:
〒604-8182 京都府京都市中京区堺町通姉小路下る大阪材木町700番
交通:京都市営地下鉄 烏丸線、「烏丸御池」駅下車、徒歩約5分
主要施設:客室:スーペリアツイン(10室)、デラックスルーム(34室)、スイートルーム(4室)
ラウンジ:コーヒーマシン、日本酒サーバー、ソフトドリンク等
公式サイト:https://www.nolhotels.com/kyoto-sanjo/
Edit:Mr.DIY編集部