種類が豊富!インテリアでも使えるオーダーメイド和紙
今から1300年ほど前、忌部族(いんべぞく)という朝廷に仕えていた人たちが麻や楮を植えて、紙や布の製造をはじめたのが起源と言われている「阿波和紙」。江戸時代には藍を使った藍染め和紙が全国的に流行り、明治から大正期の全盛期では、吉野川流域で500戸、山川町周辺で200戸の紙製造業者が切磋琢磨していました。
しかし、第二次世界大戦後は洋紙の流れで次々に廃業し、最後に残った1戸の「藤森家」が1952年に富士製紙企業組合を設立。現在の「アワガミファクトリー」ブランドとして写真家、版画家、デザイナーなど、国内外のアーティストやクリエイターに愛用される伝統的工芸品として、紙づくりを続けています。
そんな「アワガミファクトリー」のオンラインストアでは、さまざまな用途に使用できる、多彩な和紙をラインナップ。
☑︎AIJP(アワガミインクジェットペーパー)
AIJP(アワガミインクジェットペーパー)は、デジタルプリント作品制作のためのインクジェット印刷用和紙。和紙の表情を活かしたしっとりと柔らかなテクスチャーが作品に奥行きを与えます。
写真用紙としてはもちろん、スキャニングした水彩画・版画・絵画作品の印刷、襖絵や掛け軸などの美術作品のレプリカ制作の素材にも最適です。中性紙のため、顔料インクでプリントした制作物は、高温多湿や直射日光を避けた状態では長期的な保存が可能です。
☑︎AIJP(アワガミインクジェットペーパー)
伝統的な土壁風の意匠、そして天然素材をふんだんに用いた個性を持つ和紙壁紙。不燃・準不燃加工及び裏打ちを施し、機能性にも優れた本シリーズは、和紙クロスとしてロール状でご提供。
☑︎藍染和紙
アワガミファクトリーでは、先代の藤森実氏が古来の記録を元に藍染和紙を再現化。布と異なり、どんなに強い和紙でも何回も藍の液に漬けたり水洗いをすると破れてしまいます。
妻の藤森ツネとともに、現代のニーズに応じた藍染め和紙の開発と品質の安定化のためにさまざまな試行錯誤を行い、独自のパターンも多く製造。より美しく、より時代に求められる素材を追求し、さまざまなシーンで藍染和紙を使用できます。
商品名:柳アートパネル+藍
価格:17,600円(税込)
☑︎充実したオーダーメイドサービス
インクジェット印刷用和紙に写真を印刷する「AIJP印刷サービス」、和紙の名刺を制作する「名刺印刷サービス」、和紙をお好みのサイズに裁断する「裁断サービス」など、様々なサービスを展開。完全オーダーメイドの和紙の制作も行っているので、インテリアやアートなどとも相性が抜群です。
お部屋に「和」の雰囲気を出したい、古民家をDIYしている、さりげなく日本っぽさをお部屋に出したいといった方には「和紙」を使ったインテリアがオススメです。
●アワガミファクトリー
公式サイト:https://awagami.jp
Edit:Mr.DIY編集部